体外受精の準備期間はどれくらい?説明会への参加や夫婦で話し合ったことをまとめてみました

こんにちは。 前回に引き続き体外受精へのステップアップについて 書いていこうと思います。

実際に体外受精が始まるまでの準備

様々な方のアドバイスを受けて体外受精への ステップアップを決めましたが、 すぐに治療に入れませんでした。 その1番の理由は「説明会への参加」でした。 今までのタイミング療法や人工授精と違い、 体外受精は高度生殖医療と言われ、 妊娠方法は自然とはかけ離れていますし、 治療にかかる値段も多額となります。 そのため通っているクリニックでは、 説明会へ参加をしなければ治療に進めないと言われました。 その説明会も月に1回、1回の定員は7~8組(夫婦)となっていました。 そのため私たちが体外受精をしようと決めたのが3月。 しかし説明会は4月末。治療開始は5月という感じでした。

体外受精説明会の実際

待ちに待った説明会。旦那さんと2人で行ってきました。 他の皆さんもご夫婦で参加されていました。 説明会の内容は大きく
  1. 自然妊娠に至るまでのホルモン調整について
  2. 体外受精の概要
  3. 実際に行われている体外受精の方法
以上の3点について、先生・看護師・培養士さんから話しがありました。 職業柄、事前に様々な情報を得ていたので 復習にちかい形の内容でしたが、1番ためになったことは、 「体外受精をすれば必ず妊娠できるわけではない」ということです。 この事実は知っていましたが、年代別の成功率は↓ 20代:60% 30代前半:40% 35歳以降:25% と言われました。 私はちょうど30歳だったので、大体50%というところでしょうか。 しかし治療の金額は採卵で50万~80万円(使用する方法により上下あり) 凍結胚盤胞移植で20万円程度となっており、 うまくいったとしても採卵1回+移植2回で100万円程度かかる計算になります。 ただ私の場合には、PCOSということもあり そんな簡単に治療成績が出ない場合も考えられ・・・ 説明会後、旦那さんと様々なことを話し合いました。

夫婦での話し合い

まず2人で話し合ったことは、治療費の捻出先の相談でした。 うまくいっても100万円程度の出費。 もしかしたら、それ以上にかかる可能性もある。 その場合に、我が家の貯金の残高などを2人で確認しました。 お互いにお金さえあれば、1人授かるまで治療したいと思っていました。 しかし実際、治療費だけで何百万単位の出費ができるのか 考えておかなくては安心して治療に専念できないと思い話し合いました。 結果的には、独身時代の貯金や結婚後、貯蓄もしていたので 300万円程度は捻出できるという話しになりました。 次に治療のゴールについて話し合いました。 治療費の捻出ができるとわかった今、まずは 「1人授かるんで治療を続ける」ということでした。 ただ35歳を過ぎると体外受精の成功率が25%まで下がるデータを見ると 35歳が治療をやめる目途かなとも2人で話し合いました。 35歳以降から体外受精を始めるのであれば、25%も十分にかけてみたい数字ですが 30歳、50%の確率からスタートしたのにもかかわらず結果が出なければ、 35歳、25%の確率にかける勇気は2人ともありませんでした。 最終的に↓↓ 30歳から5年間は体外受精にチャレンジして1人子供を授かるという 目標が決まりました。 どうしても不妊治療は先が見えず不安を感じていましたが こうやって夫婦でわかりやすい目標をたてると 漠然とした不安も消え、頑張ろうと思えました。 ただそれと同時に体外受精に費やせる貴重な5年間を どう過ごすのか・・・ 主人は私の仕事が気になっていたようでした。