初の胚移植を体験!移植後の過ごし方や判定日のhCGについてまとめました

こんにちは。 前回から胚移植について書き始めましたが 今回は移植~判定日までのことについて 書いていこうと思います。

初めての移植

採卵までには、かなりの時間がかかりましたが エストラーナテープなどを使用し、 内膜も順調に厚くなり、D18に胚盤胞移植となりました。 絶飲食などの細かい指示はありませんでしたが、 来院時間は厳守と言われました。 理由としては、胚移植の時間に合わせて 凍結胚の融解をしているため、 遅れてしまうと移植が間に合わない場合があるようです。 なので余裕をもって、クリニックに到着し 採血をすませ、採卵同様に回復室に移動し、 手術着+帽子+マスクに着替えました↓ (*画像はお借りしました) JPHF クリニックによっては、尿貯めがあるようですが 私が通っているクリニックでは指示がなく、 また点滴の必要もないので、 リラックスして待つことができました。 名前を呼ばれて、採卵室と同じ部屋に通され 今回、移植を行う胚のことについて説明を受けました。 IMG_7230 拡張胚盤胞(4BB)でAHAを行ったと話しを聞きました。 AHA(アシステッドハッチング)とは 胚移植のさいに透明帯の1部を開孔して着床率の向上をはかる方法です。 通常ですと、受精した胚は細胞分裂が進み、透明帯から脱出(ハッチング)して子宮内膜に着床します。 しかし透明帯は胚の体外培養や凍結融解、あるいは加齢によって硬化するといわれています。 そこで卵の殻を少し破ったり薄くしたりして、着床率の向上を期待するというものです。 まだ有効性ははっきりしないようですが、実施しているクリニックも多いようです。
引用元:eにんしん
説明後に、台に上がり胚移植となりましたが 痛みなどはほとんど感じませんでした。 最終の内膜は10.2mm程度で、なぜか縮んでしまいました! 胚が移植されるところは見ることができず、 5分程度で移植は終了し、特に安静時間もありませんでした。 終了後、看護師さんより ・移植後はゆっくり過ごすこと ・翌日からは普段通りに過ごしていいこと ・当日はシャワー浴のみ ・移植後、2~3日は出血がある場合もある などの説明を受け終了となりました。 次回の受診は、中間判定となりD22(BT4) 最終判定がD27(BT9)になるそうです。

移植後の生活について

移植当日は、念のために家族に送り迎えをしてもらい 安静に過ごしました。 しかし翌日からは「普通に過ごしていい」と聞いたので 普段通りに過ごそうと心がけましたが、ダメでした。 お腹の中に移植した胚があるかと思うと 何となく動作もゆっくりとなり、少しの腹痛や腰痛などに 一喜一憂していました。 今、考えると移植のことを考えすぎていて ストレスフルな生活だったかもしれません。 しかしかなりの時間とお金をかけて移植したから 大事にした気持ちが強く、ウォーキングをしたり お出かけしたりもあまりできませんでした。

待ちにまった判定日

D22(BT4)の中間判定では、妊娠反応をみる hCGも採血します。 しかし結果は患者には教えないと決まっており、 採血をし、プロゲストンデポーという 黄体ホルモンを補充する筋肉注射を行い 薬の追加をもらい、あっけなく終わりました。 そしてD27(BT9)の最終判定日。 今回は結果が知らされます。 朝から緊張しながら、クリニックに向かい 採血をし1時間程度で診察室に呼ばれました。 結果は陰性!hCG<0.5という結果でした。 覚悟はしていましたが、期待もしており かなりのダメージを受けました。 先生に原因について聞くと 「内膜やホルモン値は問題なかったので、 受精卵の問題でしょう。」 「見かけはいい受精卵だったとしても 着床するかどうかは分かりません。 体外受精の一般的な成功率が25%といわれているので やはり回数を重ねないと妊娠できないのが事実です。」 と説明されました。 また看護師さんからも 「1回目で妊娠する人が30%程度なんです。 やはり皆さん2回、3回と移植して妊娠される方がほとんどです。」 と励ましてもらい、帰宅しました。