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私が経験した体外受精の排卵誘発方法と採卵までのスケジュールについて紹介します | 不妊治療を諦めない!30歳元看護師の妊活ブログ体験談
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妊活体験談 2017.02.01
みい
私が経験した体外受精の排卵誘発方法と採卵までのスケジュールについて紹介します
こんにちは。
今日は私が実際に去年体験した採卵に向けて行った
排卵誘発方法について書こうと思います。
排卵誘発方法も様々
前回、書いた通り排卵誘発方法には様々な種類があります。
簡単にわけると以下のような方法に分けられます。
完全自然
排卵誘発剤を使用しない方法
低 刺 激
セキソビット、
クロミッド、
フェマーラなどの経口剤
中 刺 激
クロミッド+hMG
クロミッド+rFSH
高 刺 激
ロング法
ショート法
アンタゴニスト法
△
採卵あたりの妊娠率を高めたい
△
採卵あたりの妊娠率を高めたい
◎
採卵あたりの妊娠率を高めたい
◎
採卵あたりの妊娠率を高めたい
◎
体に優しい
◎
体に優しい
○
体に優しい
△
体に優しい
◎
自然
◎
自然
○
自然
△
自然
はらメディカルクリニック より引用
当初、私に提案された誘発方法はロング法 でした。
なぜロング法を選択したかというと、
タイミング法で行ったような低刺激方法では、うまく卵子が育たないため
逆に高刺激をすることで、より多くの卵子を育て
たくさん採卵をした方がメリットがあるという理由でした。
私もその考えに納得し、ロング法が開始されました。
ロング法は大きく、前周期と体外受精周期 にわかれており、
期間が2カ月ちかくを要しますが、しっかりと排卵をさせず
質の高い卵子を育てるため に必要なことなので、
まずはプラノバールというピルとブセレキュアという点鼻薬を
使用しながら前周期を過ごしました。
不妊・妊活女子の子宝ナビより 引用
体外受精周期に突入後の誘発方法の変更
1ケ月ちかくの前周期を経て、いよいよ体外受精周期突入。
その初回受診時に先生から、まさかの話しを聞きました。
「実は少し前に○○さん(私)と同程度の状態の患者さんがロング法で採卵をしました。
そうしたところ、卵巣がひどく腫れてしまい、ここのクリニックで初めて
入院をしなくてはならない状態になってしまいました。
入院となると負担も大きいですし、移植周期に入るのもかなり遅れます。
そのためロング法は避けて、クロミフェン+rFSH+hMG という方法に変更しましょう。」
と提案されました。
PCOS患者にとって高刺激による排卵誘発方法は
たくさんの卵子がとれる一方で、OHSSのリスクが高まります。
OHSS とは、卵子に強い刺激を与えることで卵巣が腫れてしまい
腹水や胸水の貯留、乏尿などの症状が出現し、
最悪の場合には入院管理となってしまう副作用です。
採卵周期前のAMHは9.93(30歳の平均値:6.31) と高く
OHSSになりやすい状態にあるといわれ、誘発方法を変更しました。
実際に体験した排卵誘発方法
以下の画像が実際、クリニックで使用したスケジュールです↓
・D3~6までクロミフェン1錠内服。
・D7~10までクロミフェン1錠内服+ゴナピュール75単位皮下注射
→D11診察するも卵子は全く育っておらず。
・D11~12までクロミフェン1錠内服+フェリング75単位皮下注射
・D13~15までクロミフェン1錠内服+フェリング150単位皮下注射
→D16診察。大きいもので卵子が14mmまで成長あり。
・D16~D17までクロミフェン1錠内服+フェリング150単位皮下注射
→D18診察。卵子14mm~18mmのものまで様々あり。
10個近くの卵子が見えると言われる。
大きい卵子が排卵しないようガレニストをクリニックで皮下注射
・D18~D19までフェリング150単位皮下注射
→D20診察。卵子がかなり成長しており、D23に採卵日決定。
・D20はフェリング225単位皮下注射
・D21フェリング150単位皮下注射+ブセレキュア2回
とい流れで、やっと採卵日に到達しました。
とにかく不安だったのは、採卵日が決まらないこと。
大体の方がD14前後で採卵なのに、私は10日ちかく遅れました。
ただでさえ、PCOSは卵子の質が悪い のに
日にちが経過することで卵子の質が余計に落ちてしまう ため
不安で不安でなりませんでした。
先生にその不安を聞いてみると
「確かにPCOSの場合、卵子の質は落ちると言われています。
だからこそ、可能な限り卵子を育てて
たくさん採卵すれば、その中にいい卵子がいる可能性が高まります。
だからたくさんの卵子を育てて採卵個数を稼ぎましょう。」 と言われました。
また前周期などにピルを服用していた場合には、
採卵日がD20ちかくなってしまうこともあるそうです。
しかし卵子の質が悪いわけではない との記事も見つけ、
安心して採卵日に臨むことができました。
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