初めての体外受精で採卵を体験!採卵方法や麻酔、採卵の個数など流れをまとめました

こんにちは。 今日は初めての採卵のことを書こうと思います。

採卵に向けて準備はたくさん

やっと決まった採卵日(D23)。 採卵日前の受診で様々な説明を受けました。 特に念を押されたのがブセレキュアの点鼻時間でした。 ブセレキュアは単に卵を成熟・排卵させるだけではなく、 短期使用によって、排卵を抑制する効果もあるようです。 そのため、採卵日に卵子を排卵直前の状態にもっていけるよう 点鼻の時間が明確に示され、時間厳守と言われました。 そのためタイマーをかけ、薬を準備し点鼻しました。 あとは、精液採取の準備も行いました。 私が通っているクリニックは、基本自宅で採取し 持参するのが基本です。 そのため専用の容器をもらい、名前などを書き込み 運搬容器などの準備を行いました。 採取した精液は20℃~30℃程度に保った状態でもってくるよう 指示がありました。 私は夏の採卵だったので、クーラーや直射日光に当たらないよう タオルにくるんで、一応保冷袋(氷などは入れない状態)に入れて運びました↓ P10407160-360x360 あとは禁飲食の時間を守り、ネイルは事前に落とし もしものことも考え、メイクは薄目で コンタクトもやめ、眼鏡にリラックスできる恰好(マキシ丈ワンピース)で クリニックに向かいました。

採卵当日のクリニックに到着したら

指定された時間にクリニックに行き、まずは採取した精液を提出。 その後、採血を行い回復室兼、準備室に通され 着替えをしました。↓(*画像はお借りしました) JPHF 指定された手術着に着替え、上半身はブラトップをつけましたが あとはすべて脱ぎ、前髪などもすべて隠れるように防止をかぶり マスクもしました。 ただ待ち時間の間、足が冷えてしまったので 一応持っていったもこもこ靴下を採卵ギリギリまで履いて過ごしました。 その後、私は麻酔をかけた採卵だったので点滴のルートを確保され、 点滴をつけて採卵までの時間を待ちました。

ついにきた採卵の時

名前を呼ばれ、採卵室に通されました↓ 手術・採卵室 名前と生年月日の確認をし、台に乗りました。 足はしっかり閉じないよう固定をされ、 血圧計と酸素飽和度モニターを装着。 そして静脈から麻酔剤を入れ、意識の確認をされました。 最初はウトウトしている状態で、 看護師さんから名前を呼ばれると返事ができましたが、 2、3回のうちに意識がなくなり寝ていました。 次に意識が戻った時は採卵が終わる頃で、 わずかな下腹部痛を感じた程度で、終わりました。 しかし採卵室から回復室に戻る足取りは ややフラフラしていて、看護師さんに付き添ってもらい 回復室に戻ってから、念のためにナプキンをつけて 休息しました。 特に腹痛や吐き気もなく、眠気もすぐになくなりました。 点滴が終わってから、内診台で出血の確認をし、 先生と採卵の結果について話すことになりました。

緊張の採卵結果

先生の説明によると左の卵巣から3個、右から4個の採卵を 行ったそうです。 ただ精液検査の結果、 前進運動率(速度が速く直進する精子):2.1% ←基準値25パーセント以上 SMI(受精能力を判定する1つの基準):27 ←基準値80以上 と体外受精をするのは難しく すべて顕微授精を行いたいと言われました。 まさか主人側の原因で顕微授精になるとは思っていなかったので かなりショックを受けました。 しかし看護師さんからは 「普段は問題なくても、プレッシャーがかかると数値が悪いこともありますよ。」 と言ってもらえて少し安心しましたが 採卵日に卵子の精子もいい状態で採取できることは とても難しいことだと、初めて知りました。 主人も自分の結果にショックを受けていましたが、 看護師さんの話しもして、あとは受精結果を待つのみになりました。