体外受精の方法も色々ある!各方法の種類や違い・費用についてまとめました。

こんにちは。 今回から私が体験した体外受精の実際について 書いていこうと思います。

体外受精の流れ

説明会や仕事の調整などで、 結局は体外受精を始めようと決めてから、 実際の治療に入るまで1ケ月半の時間がかかりましたが 無事に治療入ることができました。 私が通っているクリニックの体外受精の流れは ①卵子の育成・排卵誘発→②採卵→③受精→ ④胚培養→⑤胚凍結保存→⑥黄体補充→ ⑦胚移植→⑧妊娠判定 advanced_index_dgm_03
英ウィメンズクリニックより
とこのような感じです。 こうやって書いてみると妊娠に至るまでには 多くの壁を越えなくてはならないことがわかりました。 また私の通っているクリニックは採卵方法は様々選択できますが 基本、新鮮胚移植はせず、胚盤胞まで育てて凍結。 移植に関してもホルモン補充による移植方法しか 選択することができませんでした。

体外受精の方法は様々

私は地方の田舎暮らしのため、 体外受精を受けようと思うと、実施している施設がほとんどなく 選択肢はほとんどありませんでした。 ただ様々な方のブログや情報を見ていると 体外受精方法も様々で、都内などでは 病院により治療方法が特化していることを知りました。 細かい方法などは、今後のブログの中で書いていこうと思いますが ここでもざっと治療方法の違いについて書こうと思います。 ①卵子の育成・排卵誘発方法 誘発方法は完全な自然周期からロング法など、様々です。 大きな違いは2つ。 ・治療費 ・採卵数 が挙げられます。 排卵誘発剤を使わないと治療費は安く済みます。 しかし育つ卵子の数も少なくなってしまいます。 逆に排卵誘発剤を多く使う場合には、採卵数は多くなります。 その代りに治療費は10万単位で多くなってしまうこともあります。 ②採卵 細かい方法はわかりませんが、大きな違いというと ・全身麻酔を使うか使わないか です。 麻酔が合わない方にとっては苦痛ですが、 麻酔を使わないと痛みを伴う場合もあります。 採卵数などや、そのクリニックの考えによっても 麻酔の有無を決めるようです。 ③胚培養 無事に採卵し、受精した場合 ・どの程度まで受精卵の培養をするのか 大きな違いが生じます。 無事に受精した受精卵は↓のような成長の過程をとります。 jyusei_img04
後藤レディースクリニックより
まだ成長途中の初期胚で、移植or凍結することもあれば、 胚盤胞という着床手前まで育てる場合もあります。 胚盤胞は着床手前の受精卵であるため、 着床率は、初期胚に比べると確率が上がります。 しかし5~6日程度の培養期間も必要となるため それだけの培養技術もかかり、また費用もかかります。 ④凍結保存 受精卵が成長したあと ・新鮮胚移植をするか ・凍結保存をするか 違いがあります。 新鮮胚移植は、培養した受精卵をそのまま子宮に戻す方法です。 しかし採卵から数日経過し行うので、 体が受精卵を戻せる環境になければ戻せません。 戻せない場合には、凍結保存をします。 その間に体調を整え、最良の環境を整えたところで 受精卵を融解し、移植します。 しかし凍結・融解は受精卵にとってストレスになり 融解したが、受精卵の成長が止まってしまうなんてことも あります。 ⑤胚移植 移植方法も大きく2つの方法が存在します。 ・自然周期  ・ホルモン補充周期 が挙げられます。 自然周期の場合には、薬などは使用せず 移植することができるので、自然にちかく費用もかかりません。 しかし移植するタイミングを逃さぬよう 頻回な受診が必要となります。 ホルモン補充の場合には、薬を使用するため 費用はかかります。しかし受診回数などは抑えられます。 このように体外受精といっても 細かい方法は様々です。 これから体外受精を検討されている方がいらっしゃれば どのような方法が自分にとって有効な方法なのかを検討し クリニック選びをされてみてはどうでしょうか。