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体外受精で陽性判定から転院するまで・・流産の確率と週数について経験談と共にまとめました | 不妊治療を諦めない!30歳元看護師の妊活ブログ体験談
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妊活体験談 2017.02.24
みい
体外受精で陽性判定から転院するまで・・流産の確率と週数について経験談と共にまとめました
こんにちは。
前回は治療費についてまとめましたが
今回は陽性判定をもらってから、クリニックを卒業するまでのことを
簡単にまとめようと思います。
陽性判定をもらっても流産のリスクはつきまとう
BT9日目(4w0d)に陽性判定をもらいました。
しかしだからといって妊娠を継続できるかは別の問題です。
私は以前に2回の初期流産を経験しています。
最初に妊娠した時は、「まさか自分が流産するなんて!」と思ったほど
妊娠すれば、問題なく生まれてくるものだろうと思っていました。
しかし実際には妊婦さんのうち15%の方が流産を経験されているという
データが存在します。
そして流産の種類にも様々なものがあり↓
主に4種類の流産が存在します。
・進行流産:子宮が収縮を始め、流産が進行している状態。1度進行してしまうと止めることができません。
・不完全流産:子宮内にある胎嚢や赤ちゃんが完全に娩出されず残っている状態。
・稽留流産:子宮内で赤ちゃんが死亡しとどまっている状態。自覚症状はありません。
・完全流産:子宮内にある胎嚢や赤ちゃんが完全に娩出された状態。
1回目の妊娠では6wで稽留流産と診断を受けました。
5wに胎嚢が確認できましたが、その後、大きくなることはありませんでした。
症状は本当に何もなく、体温も高温期をキープしており
軽いつわりなどの症状もありました。
2回目の妊娠では化学流産と診断を受けました。
・化学流産:精子と卵子が受精して子宮内膜に着床したものの、長続きせずに妊娠が継続できなくなった状態。
高温期12日目くらいから、ひどい立ちくらみがあり生理予定日に
妊娠検査薬が反応し、あまりにも調子も悪く産婦人科も受診し陽性と言われました。
しかし翌日には出血が始まり、もう1回、産婦人科を受診したところ化学流産の診断を受けました。
このように2回もの流産を経験した私としては、
陽性判定をもらっても簡単に喜ぶことはできず、不安との戦いが始まりました。
越えるべき大きな週数の壁
流産と一言にいっても妊娠週数によっても流産の確率は変わります。
流産には妊娠周期によって2つに分類され、妊娠12週未満の流産を早期流産、
妊娠12週以降22週未満の流産を後期流産といいます。
特に妊娠12週未満の流産が多く、流産する人の約80%を占めます。
具体的に全妊娠に対する妊娠週数別の流産確率は次の通りです↓
・妊娠5~7w:22~44%
・妊娠8~12w:34~48%
・妊娠13~16w:6~9%
以上の確率から俗にいう
・9週の壁 ・10週の壁 ・12週の壁 が存在します。
以前は心拍が確認できれば、流産率が下がる といわれていましたが
現在は医療の技術革新もあり、昔より早い段階(5~6w)で
心拍が確認できるようになりました。
しかし心拍が確認できたからといっても上のデータの通り、
妊娠8~12wの流産率が1番高くなっています。
そこで最近では、まず妊娠9w を越えられるかが最初の関門となります。
次に妊娠10w30mm という壁が存在します。
この30mmというのは、胎児(赤ちゃん)の大きさを指します。
流産率が最も高くなる8~12wですが、そのほとんどが10w30mm未満 で
起こるとされています。
そのため10w30mmを越えれば、かなり流産率が下がると言われています。
そして最後が12wの壁 です。
12wを過ぎると赤ちゃんの染色体異常による流産がほぼなくなり、
胎盤も少しずつ完成されてくるので、流産率がかなり下がります。
このように妊娠をしても、妊娠を継続することは
本当に奇跡的なことなのです。
引用:5分でわかる葉酸サプリ より
不妊治療を振り返って
私はどうにか1回の採卵と2回の移植を経て、陽性判定をいただき
今回、初めて初期流産を乗り越えることができ
現在、妊娠5か月となります。
そんな今、不妊治療のことを振り返ってみると
あっという間だったような、永遠に終わることのない長い日々だったような
本当に忘れることができない日々でした。
治療中は何が正解かもわからず、暗いトンネルの中にいるような
本当に苦しい日々でした。
それでも私を支えとなったのは旦那さんの存在でした。
以前の記事でも書いたように八つ当たりばかりしていましたが
一緒に治療に取り組んでくれて、私のことを支えてくれました。
そんな旦那さんのことを父親にしたい! という一心で
時には心を折られながらも、治療を続けてこれたのだと思います。
仕事など失ったものもありますが、後悔はありません。
不妊治療をせず、赤ちゃんを授かれる夫婦もいますが
辛い不妊治療を経験した分、夫婦の絆も深まり
子供に対する思いも人一倍あります。
そう考えると不妊治療がすべてマイナスであったとはいえないかもしれません。
もちろん子供を授かれたからこそ言える「きれいごと」かもしれませんが・・・
不妊治療をしているすべての方々ももとに
赤ちゃんがやってきますよう祈っています。
これで不妊治療に関するブログは一旦、終了しようと思います。
ありがとうございました。
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