不妊治療の病院の選び方、費用や通院回数などから考えるおすすめの病院とは

こんにちは。 前回から本格的な不妊治療について書き始めましたが 今回は病院選びについて書こうと思います。

私の婦人科受診履歴

婦人科と一言にいっても様々です。 産婦人科や不妊専門の婦人科、総合病院の中の婦人科など 地方在住の私であっても婦人科を受診するとなると 少し悩みます。 私自身、何か所かの婦人科を受診しながら 最終的に現在のクリニックに落ち着いている感じです。 そんな私の受診歴について少し書きます。 PCOSによる生理不順の改善のために通っていた頃は 近所にある産婦人科に通っていました。 しかし結婚し、不妊治療をしようと決めたあとは 自分の勤めている病院の婦人科を受診するようになりました。 そこで、内服薬などを処方してもらいながらタイミング法を 行いました。 その後、離婚もあり不妊治療から離れている時期もありましたが 再婚し、また不妊治療を始めようと思った時は 前回の婦人科ではなく、不妊専門のクリニックに受診することとしました。 そこで治療を受け続け、現在1年程度経過しています。

本気で不妊治療をするなら専門クリニックへ

まず不妊治療を始めるのであれば、 不妊専門クリニックに受診することをお勧めします。 私自身、自分の勤めている総合病院と不妊専門クリニックと 2施設で不妊治療を受けましたが、全く治療方針は違いました。 やはり不妊専門クリニックは不妊に特化しているので、 同じタイミング法であっても使用する薬の選択なども違います。 新しい薬をどんどん導入して、自分にあった治療を受けることができます。 前の病院では聞いたことのない薬を使用することも多々ありました。 またタイミング法だけでなく、人工授精や体外受精を行う場合にも 不妊専門クリニックの場合は、高度生殖医療まで行っている施設もあるため 転院の必要がありません。 以前通っていた総合病院は、一般不妊しか行っておらず 人工授精や体外受精を行うことができません。 そういう意味でも不妊専門クリニックの方が様々な治療の選択肢もあるため いいのではないかと感じました。

いいことばかりではない不妊専門クリニック

しかし不妊専門クリニックの弱点も存在します。 それは金銭的負担が大きいということです。 すべてのクリニックが同じではありませんが、 自由診療のクリニックも多いです。 そのため保険適応外となり、受診にかかるお金の桁が変わります。 前の総合病院での受診料は高くてもせいぜい3,000円程度。 しかし不妊専門クリニックは安くて2,0000~3,0000円はかかります。 そうなるとタイミング療法1回で10万円程度はかかる計算になります。 なかなかの出費になりますよね・・・ そう考えると不妊専門クリニックもいいことばかりではありません。

いい病院だけではなく、通院のしやすさは重要項目

不妊治療は、通院回数が読めないことがほとんどです。 「排卵までにはもう少しだけど・・・2日後もう1度来てください。」 2日後「あと少しだね。じゃあ2日後もう1回来てください。」と 1日おきに受診なんて場合もあります。 そう考えた時に受診しやすい場所にクリニックがあることが重要です。 私の場合、仕事をしていた時は夜勤の前後で通っていたので 勤務地に近い場所のクリニックを選んで通っていました。 自宅からは離れているので、休日の受診はやや大変でしたが やはり通院するのであれば、自宅の近くか勤務地の近くが1番だと感じました。 特に体調のすぐれない時や、妊娠した時を考えると 通いやすい場所にクリニックがあることは重要項目といえます。 有名な病院、実績のある病院であることは大切ですが、 実際に通院を頻繁にできるのかは冷静に考える必要があります。 以上のことを参考に、数あるクリニックの中から自分に合ったクリニックを 選んでみてください。